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予防接種のご案内

 

生後2か月から予防接種を受け始めることは、お母さんからもらった免疫が減っていくときに、赤ちゃんがかかりやすい感染症(百日せき、細菌性髄膜炎など)から赤ちゃんを守るために、とても大切です。
 

お子様の健やかな健康と成長を守るため、市町村でさだめられた予防接種をきちんとお受けすることをお勧めします。

ワクチンについて

インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチン 

定期接種 

Hib(ヒブ)は、ヒトからヒトに飛沫感染します。感染すると中耳炎や肺炎をおこすことがあり、まれに脳を包む髄膜やのどの奥などに炎症を起こします。細菌性髄膜炎は、亡くなったり、脳に後遺症が残ることがあります。

 

肺炎球菌(プレベナー)ワクチン 

定期接種

肺炎球菌による感染症を予防するワクチンです。
このワクチンの接種により13種類の肺炎球菌血清型に対する抗体ができ、かかりにくくなります。

 

B型肝炎ワクチン 

定期接種

B型肝炎を予防することは、肝臓がんを予防することにもなります。
B型肝炎は、母子感染や水平感染(父子感染、保育園などでの感染など)だけでなく、知らない間にかかることも多いため、WHO(世界保健機関)では、子どもたちに対して、生まれたら定期接種として国民全員が接種を指示しています。

ロタウイルスワクチン 

定期接種

ロタウイルスによる胃腸炎を予防するワクチンです。
このワクチンの接種によりロタウイルスに対する抗体ができ、ロタウイルスによる胃腸炎の重症化を防ぐことができます。

​※2020年10月より定期接種となりました。

四種混合(DPT-IPV)ワクチン 

定期接種

百日咳・ジフテリア・破傷風混合ワクチン(DPT)・ポリオの4種類4です。

注射を打った部位が赤く腫れたりしこり(硬結)ができることがあります。しこりが暫らく残ることがあります。

BCG 

定期接種

生ワクチンです。結核菌に自然感染する前に接種することが大切です。生後5~8ヶ月までに接種することが勧められています。副反応として脇の下のリンパ節が腫れることがあります。

麻しん・風しん混合(MR)ワクチン 

定期接種
麻しん(はしか)、風しんを予防するワクチンです。
このワクチンにより麻しん、風しんに対する抗体ができ、かかりにくくなります。
近年は麻しん、風しんが成人で流行しています。成人がかかると重症になることが多く、とくに妊娠初期の妊婦が風しんにかかると赤ちゃんが先天性風しん症候群という病気を持って生まれる危険性があるため、成人にも接種が推奨されています。

水痘(みずぼうそう)ワクチン 

定期接種

感染力の強い水痘帯状疱疹ウイルスによっておこる病気です。このワクチンの接種により水痘(みずぼうそう)に対する抗体ができ、かかりにくくなります。

おたふく(流行性耳下腺炎)ワクチン 

任意接種

感染力の強いムンプスウイルス(おたふくかぜの原因となるウイルス)によっておこる発熱と耳下腺のはれを特徴とする病気です。このワクチンの接種によりムンプスウイルスに対する抗体ができ、おたふくかぜにかかりにくくなります。

日本脳炎ワクチン 

定期接種

蚊(コガタアカイエカ)が媒介するウイルスでおこり、高熱・頭痛・嘔吐・意識障害やけいれんなどの症状を示します。知覚障害や運動障害の後遺症が残ったり、亡くなることもある感染症です。

二種混合(DT)ワクチン 

定期接種

ジフテリア(D)、破傷風(T)の2種類追加接種です。  

​予防接種推奨スケジュール

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​*日本脳炎の標準的な接種期間は、3歳からです。
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